クルック・ホール&ガーデン Crook Hall & Garden
大聖堂のすぐ近くにクルック・ホール&ガーデンの情報を得た。
HPのガーデンマップによると私の好きなアウトドアールーム・ガーデンのスタイルで12の部屋があるようだ。
何度も同じ道を入ったり来たり、迷いに迷ってようやく見つけた。パーキングでペイ&ディスプレーし、入ったガーデンは一見みすぼらしい。
Entrance ChargesはConcessionsで1人£5.5だ。「ちょったお高くないか?」が第一印象だが、帰りにはそれが間違いだと気づく。
入場した場所は"Maze & Meadow Area"だ(写真上左)。大人の腰の高さくらいの潅木で迷路が作られている。子供のはしゃぐ声が聞こえる。
ホールに向かってバラのアーチが伸びている(写真下左から2枚目)。
古い部分は13世紀の建物だというホールに隣接して"The Secret Walled Garden"と"The Walled Garden"が隣り合っている。
The Secret Walled Gardenは古くはキッチンガーデンを改造したガーデンだ。壁にはつるバラが満開だ(写真下左など)。
The Walled Gardenは18世紀のフォーマル・ガーデンだというが、その面影は写真下左に見られる程度だ。
今は少し乱雑なほどにバラや宿根草が茂る(写真上左3枚)。
このガーデンにはワーズワース兄妹(William and Dorothy Wordsworth)やジョン・ラスキン(John Ruskin)が訪ねているという。
このガーデンで特筆されるべきはオーナメントの豊富さだ。ガーデンの至る所に隠れている。そんなオーナメントを探すのもガーデンの楽しみ方だ。
ただ、オーナメントのテーマというかジャンルというのか、そのオーナメントがここにある必然性を問うと答に窮するものがありそうだ。
下右から2枚目の女性像は壁に溶け込んでいる。そういえばこのホールもやっぱり出るらしい。下右の象の像は涙を流しているように見える。
"The Shakespeare Garden"と名付けられたガーデンがある。シェークスピアの時代の植物であるオールドローズ 、イチイ 、スモモ 、月桂樹 、柘植 、
ラベンダーなどのハーブが植栽されている。そこにシェークスピアの像(上右から2枚目)と妻のAnne Hathawayの像(上左から2枚目)が置かれている。
ここはウッドランド・ガーデンと名乗るほど広くはないが"Woodland & Solar Wing Garden"と名付けられた樹木の多いガーデンの樹間にライオンの像が見られる(上左)。
下右2枚は"The Silver & White Garden"の裸婦像だったと思うが数が多くてどこにあったか記憶が混線している。
上左2枚は"Woodland & Solar Wing Garden"、ここは見応えがあった。上右は"The Shakespeare Garden"のガゼボ。
下左は"The Cathedral Garden"、その名の通りダラム大聖堂が川の向こうに見える。世界遺産を借景にしたガーデンはなかなかお目に掛かれまい。
ガーデンの一番奥に"Moat Pool and Ponds"がある(写真下右3枚)。良い雰囲気だ。やはり、ガーデンにはウォーター・ガーデンが欲しい。
このガーデンのポリシーは"We have tried to create and develop gardens for everyone to enjoy, gardens to inspire and gardens to remember."とみた。
私にとって楽しみ、触発され、記憶に残るガーデンであった。大いに参考にしたい。
Address | Frankland Lane, Sidegate, Durham DH1 5SZ |
Telephone | 01913 848028 |
Web Site | Crook Hall & Garden |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。
「旅行記」もご覧ください。